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初期研修2年目


K.H先生

日本医科大学卒
令和6年度修了生
多くの出会いが、医師としての礎を築いてくれた

2年間の臨床研修を振り返ると、指導医の先生方から丁寧に指導していただき、豊富な手技を経験できたことが大きな学びとなりました。
病棟業務ではローテートに関係なく、さまざまな診療科の先生方からご指導いただき、大変感謝しております。日々の診療の中で、診断の進め方や治療方針の決定に関する考え方を深めることができました。
さらに、素晴らしい仲間に恵まれたことも、この研修を充実したものにしてくれました。ともに励まし合いながら過ごした日々はかけがえのないものであり、互いに成長を実感できる環境でした。 また、外部の病院での研修でも温かく迎え入れていただき、丁寧な指導を受けることができました。新しい環境での経験は、視野を広げ、医療の多様な側面を学ぶ貴重な機会となりました。
この2年間で得た知識や技術、人とのつながりを大切にしながら、今後も成長を続け、患者さんに最良の医療を提供できるよう努めていきます。

H.Y先生

山形大学卒
令和6年度修了生
想像以上の学びと挑戦があった研修生活

研修医主体で働けること、手技を多く経験できることに魅力を感じ藤沢湘南台病院での研修を志望しましたが、実際に働いてみると想像をはるかに超える充実した研修内容でした。 私は外科志望であったため、先生方の手厚いご指導のもと、2年間で20件ほどの執刀を経験させていただきました。
また病棟当直では、夜間休日に発生する様々なイベントに対し適切に対処できる能力を身につけることができたと感じております。 時には辛い日々もありましたが、2年間の研修を楽しく終えることができたのは、熱心な上級医の先生方、優しいコメディカルの皆様、そして頼りになる研修同期・先輩・後輩のおかげです。
本当にありがとうございました。

K.M先生

東京医科歯科大学卒
令和6年度修了生
幸せが成功を導く:
学びの意味を知った2年間

研修医としての2年間は、想像以上に学びが多く、挑戦の連続でした。医師としての自信が少し芽生えた瞬間もあれば、無力さを痛感し、悔しさを感じたことも多くありました。
本院の研修では、積極的に手技を経験し、診療科の枠を超えて多様な症例に対応する機会がありました。 研修医として、単に指示をこなすのではなく、自ら考え、判断し、実行することが求められたことが、この環境の大きな強みだったと感じています。
特に、2年目の病棟オンコールでは、限られた情報の中で迅速に対応する力を試されました。診療科に関係なく、目の前の患者さんの状態を正しく評価し、次の一手を決める。 この経験を通じて、医学知識を体系的に整理し、応用する力が身についたと実感しています。単に「知っている」だけではなく、「使える知識」として活用するためには、現場での経験が不可欠であることを痛感しました。 また、この研修を通じて、学びに対する意識も変化しました。知識を増やすことは義務ではなく、より良い診療を行うための武器になる。研修の終盤になるにつれ、「知りたい」「もっと理解したい」と思うことが増え、それが学ぶ原動力になりました。この病院の研修環境が、その姿勢を自然に育んでくれたのだと思います。
「Success is not the key to happiness. Happiness is the key to success.」
研修を通じて、学ぶことの本当の意味を知り、医師としての成長を少しですが感じることができました。ここでの学びを活かしながら、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。

Y.M先生

聖マリアンナ医科大学卒
令和6年度修了生
アットホームな環境で学んだ医師としての基礎

研修医生活が始まってからあっという間に2年が経ち、終わろうとしています。
無事に国家試験に合格し、遊び過ぎて医学知識もほぼゼロに等しい状態から医者として働き出すのはとても緊張しました。
4月は救急科ローテから始まったのですが、初めて対応する患者さんはとても緊張していました。 なぜなら私が学生の時はコロナ時代という事もあり、ほとんどの実習がオンラインであったため、学生の時から患者さんに接する機会が少なかったからです。 ルート確保は人に対してやるのは初めてですし、どんな検査をして進めていけばよいか、など全く分からないことだらけでした。
そんな中先輩を始め、上級医の先生方が少しずつ丁寧に優しく教えてくださったり、看護師さんがルート確保のコツを優しく教えてくださったりして、とても嬉しかった印象があります。
学生時代にこの病院を見学させて頂いた際に、まず感じたのは「コメディカルの人達との距離の近さ」でした。 先生方同士はもちろん、看護師さんや薬剤師さんというその他の職種の人達と大変仲良さそうに楽しそうに働いてる、そう感じ、自分もそこで働きたいと思い志望させていただきました。
入職後実際に働き出してみて、病院見学の時に感じたあのアットホームな環境というのを再び実感することが出来ました。この病院を研修病院として志望したことは間違っていなかったと思いました。 この点は本当にこの病院の強い所と自分は考えているので、見学に来た学生さんにも熱弁しております。
救急科だけでなく、どの科を回らせて頂いても、上級医の先生方は優しく丁寧にご指導していただき、とても楽しく研修させていただきました。

T.U先生

久留米大学卒
たすき掛け2年目コース
令和6年度修了生
臨床の現場で学んだ、医師としての姿勢と心構え

研修医としての2年間があっという間に過ぎ、無事に修了を迎えることができました。この期間は、私にとって学びと成長の日々でした。 医師としての知識や技術を身につけることはもちろん、患者さんと向き合う中で、医師としての姿勢や心構えについて多くを学びました。
最初の頃は、毎日が不安でいっぱいでした。医療現場での判断や対応に自信が持てず、患者さんやスタッフに迷惑をかけることもありました。 しかし、先輩医師やスタッフの方々が温かくサポートしてくださり、少しずつ成長することができました。特に、患者さんとのコミュニケーションの大切さを実感しました。 病気を治療するだけでなく、患者さんの不安や気持ちに寄り添うことが医師の役割であり、その重要性を痛感しました。
2年間の研修を通じて、診断力や処置の技術だけでなく、チームワークの大切さ、そして何よりも「医師としての責任感」を強く感じました。 毎日が学びの連続であり、どんな小さな疑問にも真摯に向き合うことが求められました。その中で、自分がどんどん成長していく実感を得ることができました。
これからは、専門医を目指しさらに深い知識と技術を身につけ、より多くの患者さんに貢献できる医師を目指していきたいと思います。研修医として学んだことを活かし、今後も日々努力し続けます。

H.O先生

琉球大学卒
令和6年度修了生
長後は第二の故郷:
初めての県外生活で得た医師としての力

私は沖縄生まれ沖縄育ちで、藤沢湘南台病院での初期研修が初めての県外での生活でした。 学生時代に、様々な地域の病院見学に伺いましたが、藤沢湘南台病院に見学に伺った際に、長後の空気、病院のスタッフの方々の温かさに惹かれて藤沢湘南台病院で研修したいと思いました。
入職すると、カルテの使い方さえ分からないまま病棟業務や当直が始まりました。右も左も分からない状態での病棟業務や救急対応は大変でしたが、研修医の同期や先輩、上級医の先生方、コメディカルのスタッフ方の助けのおかげで何とか仕事をこなすことができ、成長することができました。
特に、整形外科での研修は思い出に残っております。数多くの症例を経験させて頂きましたが、手術だけでなく入院から退院まで管理することができたので、力と自信をつけることができました。
後期研修からは沖縄に帰りますが、藤沢湘南台病院で学んだことを活かし地元の医療に貢献します。 藤沢湘南台病院で初期研修を行うことができて良かったです。長後は第二の故郷です。


K.K先生

産業医科大学卒
令和5年度修了生
救急から外科まで、
支えと挑戦に満ちた研修生活

この度、初期臨床研修の修了を間近に迎え、誠に僭越ではございますが、私の初期臨床研修についてお話しさせていただきます。
医学部6年次、私は医師国家試験終了後も初期臨床研修先が決まっておりませんでした。しかし様々なご縁があり、3月に藤沢湘南台病院に採用していただきました。入職間近で時間のない中、慌てて必要書類を揃えたり、引越しの準備などをしたりしていたことが昨日のことのように感じられます。
入職後、最初のローテーションが救急科であり、右も左もわからない中で1年上の研修医の先生や上級医の先生に様々なご指導をいただきながらなんとか救急対応をこなせるようになりました。 その後も当直や蘇生対応、難しい症例など初めてで慣れないことが多くありましたが上級医の先生や医療スタッフ、他の研修医に相談し、解決していきました。 振り返ると藤沢湘南台病院は周囲との距離が近く、相談しやすい良い環境であったと私は思います。
外科のローテーションでは手術の執刀をさせていただいたり、周術期の管理を教えていただいたりと外科志望である私にとってとても重要なことを身につけることができました。
私の初期臨床研修を振り返ると、今後医師として必要なことを学びながら様々な人達と関わることができ、とても充実した日々を過ごすことができたと思います。

Y.Y先生

群馬大学卒
令和5年度修了生
仲間に支えられ、挑戦し続けた超参加型の2年間

藤沢湘南台病院での初期臨床研修を終えてみて思ったことは、超参加型の臨床研修だったなということでした。そこには辛いことも多くありましたが、身についた知識や手技がとても多く、終わってみれば大変有意義な期間だったなと振り返ることができました。
上級医の先生方も大変優しい先生が多く、わからないことはすぐに質問できたり、フィードバックがすぐにもらえるため、初めての手技や手術に変に臆することなく望むことができ、そういった環境が良質な研修をできた一助になったと感じました。
同期や後輩にも恵まれ、大変な研修も楽しくやり切ることができました。僕の場合は、仕事のことだけでなく、プライベートでも相談にのってもらうことが多く、メンタルヘルスを保つうえで大変ありがたい存在でした。これも少人数研修の強みかと思いました。

H.F先生

信州大学卒
令和5年度修了生
患者様に寄り添う力を育んだ日々

初期研修医としての期間が終了し、この2年間で多くのことを学びました。最初は不安でしたが、上級医の先生方やコメディカルの方々のサポートのおかげで、自信を持って患者様に接することができるようになりました。
この2年間で多くの患者様を通して、所見のとり方やアセスメントの仕方、病態についての医学的知識を学びました。また、実際の診療の現場で患者様と向き合うことで、医師としての基礎知識だけでなく、コミュニケーション能力や判断力、そして何よりも患者様の気持ちに寄り添うことの大切さを深く理解することができました。
一方で、まだまだ未熟な部分もあります。患者様とのコミュニケーションや、診断の正確性など、改善すべき点がたくさんあります。今後もより良い医療を提供するために、自己研鑽を続けていきたいと思います。
研修を通じて、医療はチームであること、そして患者様一人ひとりの人生と向き合う仕事であるということを学びました。医師一人の力では限界があり、看護師、薬剤師、他の医療従事者の方々と協力して初めて患者様に最適なケアを提供できるのだと思います。また、患者様やその家族の気持ちに寄り添い、共感することの重要性を実感しました。
この2年間で学んだことは、これからの医師人生の基盤となります。医療技術や知識の向上はもちろんのこと、患者様に寄り添う姿勢を忘れず、常に学び続ける姿勢で臨床に取り組んでいきたいです。


K.O先生

山形大学卒
令和4年度修了生
名残惜しいものがあります

各科の先生方、看護師さん、その他の病院の方々、2年間大変お世話になりました。人並な感想になってしまうのですが、湘南台での研修が終わってしまうと思うととても寂しく、名残惜しいものがあります。先生方には、色々なところでお手を煩わせてしまいました。病棟当直もこれで良いのか、むしろ業務を増やしてしまっているのではないかと思いながら行っていましたがいつも「ありがとう、お疲れ様」と労いの言葉をかけてもらい、またアドバイスももらえてとても助かりました。来年度から産婦人科として働きますが、この経験を生かして業務を行っていきたいと思います。
研修とは離れますが、2年間の研修生活でボディビルの大会に出場することもできました。ライフメディカルフィットネスのスタッフの方々も本当にありがとうございました。

I.S先生

久留米大学卒
令和4年度修了生
学会発表も何度かさせて頂き

学生時代の頃から藤沢湘南台病院での研修を熱望しており、病院見学に関しても何度かさせて頂いておりました。最初は単純に「湘南」に憧れがあったからという単純な理由でした。しかし、見学を重ねる毎に病院全体の環境や、先生方の雰囲気の良さを感じ、魅力に取り憑かれていきました。研修の合格通知を頂いたときの喜びは今でも覚えております。研修が始まった当初は、学生の頃の勉強内容と実際の臨床現場で使う知識や経験不足のギャップに毎日悩んでおりました。また、関東の生活も慣れることが難しく、友達も少ない状況下でもあり不安を重ねる毎日でした。休日には1人で車に乗り、何も考えずに熱海まで行って、ぼーっと海を眺めて心を癒すということもありました。しかし、そこでやはり頼りになったのは同期の存在でした。同じように不安を抱え、頑張っていこうと支え合える同期がおり、いつしか家族のような安心感を持つことができるほどになりました。研修医の頼れる先輩や頼もしい後輩の支えもあり、徐々に自分のペースで経験を重ねられるようになり、自信もつくようになりました。加えて上級医の温かい指導や、スタッフの方々の手厚いフォローもあり、毎日充実した研修を送ることができました。特に自分の進む外科に関しては長期間研修させて頂きました。何件か執刀させて頂いたり、病棟での処置なども積極的に経験させて頂き、大変勉強になりました。また、学会発表も何度かさせて頂き、貴重な経験となりました。初めての発表であり、経験したことのない程の緊張がありましたが、同行して頂いた先生の手厚いご指導もあり、無事終えることができました。終えたときの達成感は鮮明に覚えております。先生方には外科医という仕事のやりがいと、医師としての人生の楽しさなど、たくさん学ばさせて頂きました。本当に感謝です。2年間を通して、藤沢湘南台病院で研修を行えてよかったと心の底から思っております。ここで研修を行ったと自信を持って胸を張り、それに恥じないようこれからの医師生活も精進していきたいと思います。

T.N先生

東海大学卒
たすきがけ2年目コース
令和4年度修了生
経験することが出来なかった手技を多く経験出来

私は研修医1年目に横浜市立大学附属病院、2年目にたすき掛けとして藤沢湘南台病院で研修を行いました。2年目から新しい病院で研修を行うということで、初めは周囲の環境に慣れることで精一杯でした。新しい同期の研修医、1年目の研修医、病棟の先生方やコメディカルの方々、事務の方々などと新たに関係を築いていくと同時に、研修医2年目として日々業務を行うことにとても苦労しました。特に、当直対応や病棟カルテに慣れることが1番大変だったと感じています。ただ、私がその中で研修を続けていくことが出来たのは、湘南台病院のスタッフや同期の研修医から優しく教えてもらえたことが1番の要因だと思っています。大学病院とは違い2次救急の市中病院であったため、コメディカルとの距離が近くより密に接する機会が多くありましたが、明るい雰囲気で働きやすい職場であり、みなさんには本当に感謝しています。研修医のメンバーにも恵まれ、友人関係も充実した研修生活を送ることが出来ました。
研修内容としては、大学病院だけでは経験することが出来なかった手技を多く経験出来、また当直中は2年目は病棟ピッチも任されるため、病棟管理も大変勉強になりました。本当に充実した1年になったと感じています。ありがとうございます。
来年度以降は横浜市大の循環器内科に入局するため今後も湘南台病院にお世話になることもあると思いますので、よろしくお願い致します。

Y.K先生

山梨大学卒
令和3年度修了生
病院全体の空気感がとても心地よかったです。

2年間の当院での研修を終え、非常に多くのことを経験できたと感じています。研修医でありながら多くの診療科で自分の裁量で患者さんと関わる機会があったため、やりがいも大きいと感じました。一方でサポートも手厚く指導医の先生方は厳しくも暖かくご指導くださり自分だけでは不安な診察や手技であっても自信をもって取り組むことができました。またコメディカルの方々の雰囲気も研修医ではなく1人の医師として見ていただけることが多く、病院全体の空気感がとても心地よかったです。
2年間の経験をもとに今後も精進してまいります。本当にありがとうございました。

K.N先生

埼玉医科大卒
たすきがけ2年目コース
令和3年度修了生
良かった点としては各診療科との垣根の低さ

私は研修医1年次に横浜市立大学附属センター病院、2年次は藤沢湘南台病院での研修でした。1年間と、短い研修期間ではあったものの、藤沢湘南台病院での研修は密度が濃く、今後の医師として働く上での基礎的な力が備わったと感じています。大学病院と比較して、良かった点としては各診療科との垣根の低さ、働きやすさにあったと思います。各診療科の上級医と密接に関わることで、日常で起きた疑問や困ったことなど相談しやすく、丁寧に教えていただける環境でした。周りの看護師、薬剤師、栄養士、PT、ソーシャルワーカーなど他職種との連携も取れており、困った時にはサポートしていただける環境であった点も良かったと感じております。
たすき掛け含めて同期が8人、後輩が8人の計16人と、やや少人数ではありますが、その分しっかり関われて、切磋琢磨できる環境も魅力的でした。
1年間で大きく成長することができ、この病院で研修できたことがよかったと心から思えます。ありがとうございました。

S.H先生

産業医科大卒
令和3年度修了生
~またこの病院を選びたいと思える研修生活~

藤沢湘南台病院での2年間の研修医生活を終えるにあたって、ふと思うことは、また研修病院を自由に選ぶ機会があっても、この病院を希望したいと思えるような研修生活だったことです。
もともと整形外科に興味があり、整形外科に強いという理由で当院での研修を希望しました。国家試験合格後、右も左もわからない状態で研修医として働き始めた時、出来ないことや戸惑うことはたくさんありました。しかし、指導医や先輩の研修医の先生方、コメディカルや事務のスタッフの方など、院内の全員のサポートがあり、1つ1つ乗り越えてゆき、無事に2年間の研修医生活を終えられることができたと思います。大学病院の様に規模が大き過ぎないからこそ、診療科同士の距離も近く、いつでも相談できる体制が整っており、国家試験では学ぶことのできなかった知識もつけることができた様に思います。そして何よりも医学的知識以上に、そういった人たちと触れ合う中で、自分もいつかはそのような存在になれるようにと、人間として成長できたのではないかと思っております。人事の入れ替わりも多いはずですが、そういった環境をずっと維持できるのは、間違いなく病院としての方針がしっかりしているからなのではないかと思います。
私は3年目から整形外科医として歩んでいくつもりですが、藤沢湘南台病院で学んだことを今後の医師生活の基盤として、さらに成長できるように、精進していきたいと思います。
2年間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

R.K先生

岐阜大学卒
令和3年度修了生
先生方の熱心な指導や同期のサポートに支えられ

国家試験の知識だけを携えて仕事をはじめた私の最初のローテーション科は救急科でした。Primary Surveyの意味も理解していない私は救急車が到着しても何をすればいいのかわからず、研修医2年目の先生の対応をただ見ていることしかできませんでした。それではいけないと危機感を覚え、勉強し始めました。しかし、すぐに身に付くこともなく、反省の日々を繰り返し、心が折れそうになることもありました。その中で、先生方の熱心な指導や同期のサポートに支えられ、困難を乗り越えることができ、成長することができました。たくさんの立派な先生方の背中を見て、指導医がどのようにあるべきかを学ぶこともできました。来年から後期研修医の立場となりますが、当院で学んだことを活かして、立派な医師になれるよう励みたいと考えます。


Y・M先生

信州大学卒
令和2年度修了生
2年間の初期研修を終えて

私は2年間藤沢湘南台病院でお世話になり、来年度から放射線診断科の後期研修に進むことになりました。もともとは整形外科と消化器内科が希望であり、藤沢湘南台病院が整形外科の手術数が多いことや内視鏡も積極的にしているため、初期研修を志望しました。二次救急でファーストタッチができることも魅力の一つでした。
実際に初期研修医として働かせていただき、国家試験の知識では対応できないことも多く、カルテの操作や手技などの手順をひたすらに覚えていく必要がありました。一方、診断や治療においては、国試の勉強でなんとなく覚えた疾患の病態を理解する、ということが非常に重要であるとも実感しました。上級医の先生方は、病棟や救急外来で手取り足取り教えて下さり、初めは直腸診すら不安だった私でも手技ができる様になりました。行う手技としてはルート確保からCV挿入や内視鏡など、多岐にわたる上に、何度もやらせていただくチャンスをもらえたために自信がついたように思います。私自身は色々な科を回る中で、画像から疾患や患者の状態までを把握するという面白さや今後AIに最も親和性が高いことが魅力的に思えたため放射線科にしましたが、どの科も一度は後期研修に行くことを考えるくらいに魅力的でした。
先生方には、様々なお手数をお掛けし、大変お世話になりました。放射線科という患者とあまり縁がなくなる科ではありますが、この2年間で得た経験は役に立つと革新しております。御指導いただき、ありがとうございました。


K・I先生

久留米大学卒
令和2年度修了生
藤沢湘南台病院での研修を終えて

当院で2年間の臨床研修を終え、振り返れば苦しい時期もありましたが様々な患者と出会い、多くの経験をさせていただけたことに大変感謝しています。
医師としての第一歩をこの病院で踏み出した訳ですが、まずは医師としての基盤をしっかり作らないといけない気持ちで望んだことを今でも覚えています。2年間の研修で最もよかったと思うことは手技および手術を多く経験できたことです。志望科以外でも上級医の先生方が多くの機会を与えてくださり充実した研修生活を送ることができました。
また、救急外来での当直ではcommon diseaseを中心に、多くのfirst touchを行い診断や初期診療を学ぶことができました。
私は整形外科医として来年度も当院で働きますが、これまで2年間で学んだことをしっかりと活かしこれからもより一層頑張りたいと思います。


N・K先生

秋田大学卒
令和2年度修了生
  

「温かい」この病院を表すのに一番の言葉だと思います。上級医との距離感、他科へのコンサルトのしやすさすべてがいい環境でした。毎年先生が入れ替わる中でこう言った環境を作れているのは上層部の方々や各科の部長の人柄のおかげかと思います。また看護師さん、コメディカルさんの影響も絶大かと思います。病院のどこにいても居心地のよく、笑いあって話せる人がいるところでした。まだまだこの病院で働きたいところですが卒業してしまいます。ここでなら来年からの研修医ものびのび研修生活を送ることができるでしょう。ほんとに2年前はひよっこでした。そんなひよっこたちを今年もいつものように温めてあげてください。ありがとうございました。


Y・T先生

東海大学卒
たすきがけ2年目コース
令和2年度修了生
  

私は横浜市立大学附属病院のたすきがけプログラムで、大学病院での一年目研修を過ごしたあと、二年目研修で藤沢湘南台病院に来ました。当初は環境が違うことに加え、一年目からそのまま在籍していた同期たちの手技や診察能力、病棟や外来でのさまざまなスキルのレベルの高さに驚かされました。特にそれを感じたのは救急当直だったので、私も二年目の春から夏にかけて救急科研修を選択し、追いつくことに必死でした。
研修医たちは希望進路や様々なものの考え方も異なり、個性的でありつつも仲が良く、切磋琢磨しながら楽しく毎日を過ごすことができました。
私自身の進路としては消化器内科・外科で迷っていたためどちらの科の研修も複数回選択しましたが、内科では昨年行う機会のなかった内視鏡を、外科では腹腔鏡の手術を執刀させていただくというとても貴重な機会を与えていただき、進路選択でますます悩むところとなりました。
悩み抜いた末、私は最終的に消化器内科を選択しました。来年度は引き続き藤沢湘南台病院で後期研修一年目を送ることも決定したため、消化器内科医として新たな気持ちで精進していきたいと思っています。


T・N先生

金沢大学卒
令和元年度修了生
温かみのある上級医の先
生方のもと、のびのびと働く
ことが出来たと思います。

私は基幹型プログラムで2年間当院で初期研修医として働かせていただきました。
研修先として当院を選ばせていただいたのは、common diseaseを中心に多くの症例を経験できると聞いていたためです。
2年間で消化器内科、循環器内科、外科、麻酔科、放射線科、他の病院で小児科、産婦人科、精神科、3次救急を回らせていただきました。
特に2年次には当直中の病棟からのcallを受けるため院内での軽い対応から急変対応も勉強することが出来ました。

仕事内容として、外来、救急搬送及びwalk-in対応、入院症例に関してはそのまま主治医としても病棟管理を行わせていただきました。
当院を受診される患者さまは比較的軽症から中等症例が多かったですが、症例数が多く、中には緊急性の高い症例も含まれていたこともあり、重症度を判断し、それに応じた対応の必要性を肌で感じました。
診療の進め方としては基本的には自分で問診・診察を行った後、必要に応じた検査・治療まで決めさせていただきましたが、困った時にはいつでも相談に乗って下さり、また、こちらから相談しなかった場合もこっそり診療内容をチェックしていただいていたりと、温かみのある上級医の先生方のもと、のびのびと働くことができたと思います。この2年で経験してうまくいったこと、うまくいかなかったことをそれぞれ胸に刻んで今後の診療につなげていきたいと考えています。

最後になりますが、各診療科の先生方及びスタッフの方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。


N・Y先生

福島県立医科大学卒
令和元年度修了生
様々な手術を執刀し、患者さん
の経過をみていく過程がとて
も楽しく、整形外科になる事を
決めました

2年間、大変お世話になりました。
研修医1年目の初日、何も分からず救急車の対応をしていた事は今でも覚えております。やらせてもらえる手技も多く、考えるよりも先に身体が動いてしまう私にはぴったりの研修でした。
研修医生活で1番心に残っているのは整形外科ローテートでの生活でした。学生の頃から整形外科を目指していましたが、実際に様々な手術を執刀し、患者さまの経過をみていく過程がとても楽しく、整形外科になる事を決めました。気がつくと6ヶ月もローテートしており、50件以上の手術を執刀させて頂きました。優しく、時には厳しく指導してくださり本当にありがとうございました。また、指導医の先生方や研修医、コメディカルの方々にも恵まれ、楽しい研修医生活を過ごす事が出来ました。
4月から後期研修医として不安も沢山ありますが、藤沢湘南台病院で学んだ2年間を活かして頑張りたいと思います。


R・S先生

山口大学卒
令和元年度修了生
先生方が個々のスタンスを持ちな
がら診療に携わり、個人のキャラ
クターが生き生きとしていたのが
印象的でした。

2年間、思い描いていたより遥かに有意義で思い出深い研修となりました。
働き始める前までは初期臨床研修はどの病院で行っても大して違いはないと思っていました。しかしこの2年を振り返ると、病院で出会う人であったり、藤沢という土地であったり、藤沢湘南台病院でしかできない経験を数多くさせていただいたと思います。特に先生方各々が個々のスタンスを持ちながら診療に携わり、個人のキャラクターが生き生きとしていたのが湘南台病院らしく印象的でした。自分も医師として、良い意味で自分らしいキャラクターを持った人物として成長したいと感じました。
そして何より、偶然同じ病院で医師人生のスタートを切った、たすき掛けプログラムを含めた9人の個性派揃いの同期に大変感謝しています。何度もその存在に助けられました。今後も是非このつながりを大切にしていきたいです。
最後になりましたが先生方を始めとする病院スタッフの方々の今後のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。2年間ありがとうございました。


A・O先生

群馬大学卒
令和元年度修了生
色々な方法で研修医に沿おうと
してくださる雰囲気がこの病院
にはあると思います。

2年間の初期臨床研修を終えるにあたり、まずこの場をお借りしてお世話になった先生方、スタッフの方々に心から感謝いたします。経歴としてはあまり胸を張れるものではない私を寛大な心で拾い上げてくださり、働く場を与えていただけたことでどうにか医師としてのスタートラインに立つことができました。そしてこの2年間、根気強く温かく見守っていただき無事初期研修を終えることができました。
他の研修病院で研修することはできないため、藤沢湘南台病院が他の病院と比較してどこが良かったのか、あるいは悪かったのか評価することはできません。ただ2年間働いてみて感じるのは、藤沢湘南台病院はとても懐の深い病院だということです。研修医もそれぞれにやりたいことはバラバラで、それに伴って研修病院に求めるものは違ってきます。その全てに完全に応えることは不可能でも、色々な方法で研修医に添おうとしてくださる雰囲気がこの病院にはあると思います。その温かい雰囲気の中で頼もしい仲間とともに研修できたことは大きな喜びでありました。またここで得た経験は必ずや今後の糧になると確信しています。
現在厳しい社会情勢の中にありますが、藤沢湘南台病院のさらなる発展を祈念し結びの言葉とさせていただきます。2年間、本当にありがとうございました。