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初期研修2年目


K.O先生

山形大学卒
令和4年度修了生
名残惜しいものがあります

各科の先生方、看護師さん、その他の病院の方々、2年間大変お世話になりました。人並な感想になってしまうのですが、湘南台での研修が終わってしまうと思うととても寂しく、名残惜しいものがあります。先生方には、色々なところでお手を煩わせてしまいました。病棟当直もこれで良いのか、むしろ業務を増やしてしまっているのではないかと思いながら行っていましたがいつも「ありがとう、お疲れ様」と労いの言葉をかけてもらい、またアドバイスももらえてとても助かりました。来年度から産婦人科として働きますが、この経験を生かして業務を行っていきたいと思います。
研修とは離れますが、2年間の研修生活でボディビルの大会に出場することもできました。ライフメディカルフィットネスのスタッフの方々も本当にありがとうございました。

I.S先生

久留米大学卒
令和4年度修了生
学会発表も何度かさせて頂き

学生時代の頃から藤沢湘南台病院での研修を熱望しており、病院見学に関しても何度かさせて頂いておりました。最初は単純に「湘南」に憧れがあったからという単純な理由でした。しかし、見学を重ねる毎に病院全体の環境や、先生方の雰囲気の良さを感じ、魅力に取り憑かれていきました。研修の合格通知を頂いたときの喜びは今でも覚えております。研修が始まった当初は、学生の頃の勉強内容と実際の臨床現場で使う知識や経験不足のギャップに毎日悩んでおりました。また、関東の生活も慣れることが難しく、友達も少ない状況下でもあり不安を重ねる毎日でした。休日には1人で車に乗り、何も考えずに熱海まで行って、ぼーっと海を眺めて心を癒すということもありました。しかし、そこでやはり頼りになったのは同期の存在でした。同じように不安を抱え、頑張っていこうと支え合える同期がおり、いつしか家族のような安心感を持つことができるほどになりました。研修医の頼れる先輩や頼もしい後輩の支えもあり、徐々に自分のペースで経験を重ねられるようになり、自信もつくようになりました。加えて上級医の温かい指導や、スタッフの方々の手厚いフォローもあり、毎日充実した研修を送ることができました。特に自分の進む外科に関しては長期間研修させて頂きました。何件か執刀させて頂いたり、病棟での処置なども積極的に経験させて頂き、大変勉強になりました。また、学会発表も何度かさせて頂き、貴重な経験となりました。初めての発表であり、経験したことのない程の緊張がありましたが、同行して頂いた先生の手厚いご指導もあり、無事終えることができました。終えたときの達成感は鮮明に覚えております。先生方には外科医という仕事のやりがいと、医師としての人生の楽しさなど、たくさん学ばさせて頂きました。本当に感謝です。2年間を通して、藤沢湘南台病院で研修を行えてよかったと心の底から思っております。ここで研修を行ったと自信を持って胸を張り、それに恥じないようこれからの医師生活も精進していきたいと思います。

T.N先生

東海大学卒
たすきがけ2年目コース
令和4年度修了生
経験することが出来なかった手技を多く経験出来

私は研修医1年目に横浜市立大学附属病院、2年目にたすき掛けとして藤沢湘南台病院で研修を行いました。2年目から新しい病院で研修を行うということで、初めは周囲の環境に慣れることで精一杯でした。新しい同期の研修医、1年目の研修医、病棟の先生方やコメディカルの方々、事務の方々などと新たに関係を築いていくと同時に、研修医2年目として日々業務を行うことにとても苦労しました。特に、当直対応や病棟カルテに慣れることが1番大変だったと感じています。ただ、私がその中で研修を続けていくことが出来たのは、湘南台病院のスタッフや同期の研修医から優しく教えてもらえたことが1番の要因だと思っています。大学病院とは違い2次救急の市中病院であったため、コメディカルとの距離が近くより密に接する機会が多くありましたが、明るい雰囲気で働きやすい職場であり、みなさんには本当に感謝しています。研修医のメンバーにも恵まれ、友人関係も充実した研修生活を送ることが出来ました。
研修内容としては、大学病院だけでは経験することが出来なかった手技を多く経験出来、また当直中は2年目は病棟ピッチも任されるため、病棟管理も大変勉強になりました。本当に充実した1年になったと感じています。ありがとうございます。
来年度以降は横浜市大の循環器内科に入局するため今後も湘南台病院にお世話になることもあると思いますので、よろしくお願い致します。

Y.K先生

山梨大学卒
令和3年度修了生
病院全体の空気感がとても心地よかったです。

2年間の当院での研修を終え、非常に多くのことを経験できたと感じています。研修医でありながら多くの診療科で自分の裁量で患者さんと関わる機会があったため、やりがいも大きいと感じました。一方でサポートも手厚く指導医の先生方は厳しくも暖かくご指導くださり自分だけでは不安な診察や手技であっても自信をもって取り組むことができました。またコメディカルの方々の雰囲気も研修医ではなく1人の医師として見ていただけることが多く、病院全体の空気感がとても心地よかったです。
2年間の経験をもとに今後も精進してまいります。本当にありがとうございました。

K.N先生

埼玉医科大卒
たすきがけ2年目コース
令和3年度修了生
良かった点としては各診療科との垣根の低さ

私は研修医1年次に横浜市立大学附属センター病院、2年次は藤沢湘南台病院での研修でした。1年間と、短い研修期間ではあったものの、藤沢湘南台病院での研修は密度が濃く、今後の医師として働く上での基礎的な力が備わったと感じています。大学病院と比較して、良かった点としては各診療科との垣根の低さ、働きやすさにあったと思います。各診療科の上級医と密接に関わることで、日常で起きた疑問や困ったことなど相談しやすく、丁寧に教えていただける環境でした。周りの看護師、薬剤師、栄養士、PT、ソーシャルワーカーなど他職種との連携も取れており、困った時にはサポートしていただける環境であった点も良かったと感じております。
たすき掛け含めて同期が8人、後輩が8人の計16人と、やや少人数ではありますが、その分しっかり関われて、切磋琢磨できる環境も魅力的でした。
1年間で大きく成長することができ、この病院で研修できたことがよかったと心から思えます。ありがとうございました。

S.H先生

産業医科大卒
令和3年度修了生
~またこの病院を選びたいと思える研修生活~

藤沢湘南台病院での2年間の研修医生活を終えるにあたって、ふと思うことは、また研修病院を自由に選ぶ機会があっても、この病院を希望したいと思えるような研修生活だったことです。
もともと整形外科に興味があり、整形外科に強いという理由で当院での研修を希望しました。国家試験合格後、右も左もわからない状態で研修医として働き始めた時、出来ないことや戸惑うことはたくさんありました。しかし、指導医や先輩の研修医の先生方、コメディカルや事務のスタッフの方など、院内の全員のサポートがあり、1つ1つ乗り越えてゆき、無事に2年間の研修医生活を終えられることができたと思います。大学病院の様に規模が大き過ぎないからこそ、診療科同士の距離も近く、いつでも相談できる体制が整っており、国家試験では学ぶことのできなかった知識もつけることができた様に思います。そして何よりも医学的知識以上に、そういった人たちと触れ合う中で、自分もいつかはそのような存在になれるようにと、人間として成長できたのではないかと思っております。人事の入れ替わりも多いはずですが、そういった環境をずっと維持できるのは、間違いなく病院としての方針がしっかりしているからなのではないかと思います。
私は3年目から整形外科医として歩んでいくつもりですが、藤沢湘南台病院で学んだことを今後の医師生活の基盤として、さらに成長できるように、精進していきたいと思います。
2年間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

R.K先生

岐阜大学卒
令和3年度修了生
先生方の熱心な指導や同期のサポートに支えられ

国家試験の知識だけを携えて仕事をはじめた私の最初のローテーション科は救急科でした。Primary Surveyの意味も理解していない私は救急車が到着しても何をすればいいのかわからず、研修医2年目の先生の対応をただ見ていることしかできませんでした。それではいけないと危機感を覚え、勉強し始めました。しかし、すぐに身に付くこともなく、反省の日々を繰り返し、心が折れそうになることもありました。その中で、先生方の熱心な指導や同期のサポートに支えられ、困難を乗り越えることができ、成長することができました。たくさんの立派な先生方の背中を見て、指導医がどのようにあるべきかを学ぶこともできました。来年から後期研修医の立場となりますが、当院で学んだことを活かして、立派な医師になれるよう励みたいと考えます。


Y・M先生

信州大学卒
令和2年度修了生
2年間の初期研修を終えて

私は2年間藤沢湘南台病院でお世話になり、来年度から放射線診断科の後期研修に進むことになりました。もともとは整形外科と消化器内科が希望であり、藤沢湘南台病院が整形外科の手術数が多いことや内視鏡も積極的にしているため、初期研修を志望しました。二次救急でファーストタッチができることも魅力の一つでした。
実際に初期研修医として働かせていただき、国家試験の知識では対応できないことも多く、カルテの操作や手技などの手順をひたすらに覚えていく必要がありました。一方、診断や治療においては、国試の勉強でなんとなく覚えた疾患の病態を理解する、ということが非常に重要であるとも実感しました。上級医の先生方は、病棟や救急外来で手取り足取り教えて下さり、初めは直腸診すら不安だった私でも手技ができる様になりました。行う手技としてはルート確保からCV挿入や内視鏡など、多岐にわたる上に、何度もやらせていただくチャンスをもらえたために自信がついたように思います。私自身は色々な科を回る中で、画像から疾患や患者の状態までを把握するという面白さや今後AIに最も親和性が高いことが魅力的に思えたため放射線科にしましたが、どの科も一度は後期研修に行くことを考えるくらいに魅力的でした。
先生方には、様々なお手数をお掛けし、大変お世話になりました。放射線科という患者とあまり縁がなくなる科ではありますが、この2年間で得た経験は役に立つと革新しております。御指導いただき、ありがとうございました。


K・I先生

久留米大学卒
令和2年度修了生
藤沢湘南台病院での研修を終えて

当院で2年間の臨床研修を終え、振り返れば苦しい時期もありましたが様々な患者と出会い、多くの経験をさせていただけたことに大変感謝しています。
医師としての第一歩をこの病院で踏み出した訳ですが、まずは医師としての基盤をしっかり作らないといけない気持ちで望んだことを今でも覚えています。2年間の研修で最もよかったと思うことは手技および手術を多く経験できたことです。志望科以外でも上級医の先生方が多くの機会を与えてくださり充実した研修生活を送ることができました。
また、救急外来での当直ではcommon diseaseを中心に、多くのfirst touchを行い診断や初期診療を学ぶことができました。
私は整形外科医として来年度も当院で働きますが、これまで2年間で学んだことをしっかりと活かしこれからもより一層頑張りたいと思います。


N・K先生

秋田大学卒
令和2年度修了生
  

「温かい」この病院を表すのに一番の言葉だと思います。上級医との距離感、他科へのコンサルトのしやすさすべてがいい環境でした。毎年先生が入れ替わる中でこう言った環境を作れているのは上層部の方々や各科の部長の人柄のおかげかと思います。また看護師さん、コメディカルさんの影響も絶大かと思います。病院のどこにいても居心地のよく、笑いあって話せる人がいるところでした。まだまだこの病院で働きたいところですが卒業してしまいます。ここでなら来年からの研修医ものびのび研修生活を送ることができるでしょう。ほんとに2年前はひよっこでした。そんなひよっこたちを今年もいつものように温めてあげてください。ありがとうございました。


Y・T先生

東海大学卒
たすきがけ2年目コース
令和2年度修了生
  

私は横浜市立大学附属病院のたすきがけプログラムで、大学病院での一年目研修を過ごしたあと、二年目研修で藤沢湘南台病院に来ました。当初は環境が違うことに加え、一年目からそのまま在籍していた同期たちの手技や診察能力、病棟や外来でのさまざまなスキルのレベルの高さに驚かされました。特にそれを感じたのは救急当直だったので、私も二年目の春から夏にかけて救急科研修を選択し、追いつくことに必死でした。
研修医たちは希望進路や様々なものの考え方も異なり、個性的でありつつも仲が良く、切磋琢磨しながら楽しく毎日を過ごすことができました。
私自身の進路としては消化器内科・外科で迷っていたためどちらの科の研修も複数回選択しましたが、内科では昨年行う機会のなかった内視鏡を、外科では腹腔鏡の手術を執刀させていただくというとても貴重な機会を与えていただき、進路選択でますます悩むところとなりました。
悩み抜いた末、私は最終的に消化器内科を選択しました。来年度は引き続き藤沢湘南台病院で後期研修一年目を送ることも決定したため、消化器内科医として新たな気持ちで精進していきたいと思っています。


T・N先生

金沢大学卒
令和元年度修了生
温かみのある上級医の先
生方のもと、のびのびと働く
ことが出来たと思います。

私は基幹型プログラムで2年間当院で初期研修医として働かせていただきました。
研修先として当院を選ばせていただいたのは、common diseaseを中心に多くの症例を経験できると聞いていたためです。
2年間で消化器内科、循環器内科、外科、麻酔科、放射線科、他の病院で小児科、産婦人科、精神科、3次救急を回らせていただきました。
特に2年次には当直中の病棟からのcallを受けるため院内での軽い対応から急変対応も勉強することが出来ました。

仕事内容として、外来、救急搬送及びwalk-in対応、入院症例に関してはそのまま主治医としても病棟管理を行わせていただきました。
当院を受診される患者さまは比較的軽症から中等症例が多かったですが、症例数が多く、中には緊急性の高い症例も含まれていたこともあり、重症度を判断し、それに応じた対応の必要性を肌で感じました。
診療の進め方としては基本的には自分で問診・診察を行った後、必要に応じた検査・治療まで決めさせていただきましたが、困った時にはいつでも相談に乗って下さり、また、こちらから相談しなかった場合もこっそり診療内容をチェックしていただいていたりと、温かみのある上級医の先生方のもと、のびのびと働くことができたと思います。この2年で経験してうまくいったこと、うまくいかなかったことをそれぞれ胸に刻んで今後の診療につなげていきたいと考えています。

最後になりますが、各診療科の先生方及びスタッフの方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。


N・Y先生

福島県立医科大学卒
令和元年度修了生
様々な手術を執刀し、患者さん
の経過をみていく過程がとて
も楽しく、整形外科になる事を
決めました

2年間、大変お世話になりました。
研修医1年目の初日、何も分からず救急車の対応をしていた事は今でも覚えております。やらせてもらえる手技も多く、考えるよりも先に身体が動いてしまう私にはぴったりの研修でした。
研修医生活で1番心に残っているのは整形外科ローテートでの生活でした。学生の頃から整形外科を目指していましたが、実際に様々な手術を執刀し、患者さまの経過をみていく過程がとても楽しく、整形外科になる事を決めました。気がつくと6ヶ月もローテートしており、50件以上の手術を執刀させて頂きました。優しく、時には厳しく指導してくださり本当にありがとうございました。また、指導医の先生方や研修医、コメディカルの方々にも恵まれ、楽しい研修医生活を過ごす事が出来ました。
4月から後期研修医として不安も沢山ありますが、藤沢湘南台病院で学んだ2年間を活かして頑張りたいと思います。


R・S先生

山口大学卒
令和元年度修了生
先生方が個々のスタンスを持ちな
がら診療に携わり、個人のキャラ
クターが生き生きとしていたのが
印象的でした。

2年間、思い描いていたより遥かに有意義で思い出深い研修となりました。
働き始める前までは初期臨床研修はどの病院で行っても大して違いはないと思っていました。しかしこの2年を振り返ると、病院で出会う人であったり、藤沢という土地であったり、藤沢湘南台病院でしかできない経験を数多くさせていただいたと思います。特に先生方各々が個々のスタンスを持ちながら診療に携わり、個人のキャラクターが生き生きとしていたのが湘南台病院らしく印象的でした。自分も医師として、良い意味で自分らしいキャラクターを持った人物として成長したいと感じました。
そして何より、偶然同じ病院で医師人生のスタートを切った、たすき掛けプログラムを含めた9人の個性派揃いの同期に大変感謝しています。何度もその存在に助けられました。今後も是非このつながりを大切にしていきたいです。
最後になりましたが先生方を始めとする病院スタッフの方々の今後のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。2年間ありがとうございました。


A・O先生

群馬大学卒
令和元年度修了生
色々な方法で研修医に沿おうと
してくださる雰囲気がこの病院
にはあると思います。

2年間の初期臨床研修を終えるにあたり、まずこの場をお借りしてお世話になった先生方、スタッフの方々に心から感謝いたします。経歴としてはあまり胸を張れるものではない私を寛大な心で拾い上げてくださり、働く場を与えていただけたことでどうにか医師としてのスタートラインに立つことができました。そしてこの2年間、根気強く温かく見守っていただき無事初期研修を終えることができました。
他の研修病院で研修することはできないため、藤沢湘南台病院が他の病院と比較してどこが良かったのか、あるいは悪かったのか評価することはできません。ただ2年間働いてみて感じるのは、藤沢湘南台病院はとても懐の深い病院だということです。研修医もそれぞれにやりたいことはバラバラで、それに伴って研修病院に求めるものは違ってきます。その全てに完全に応えることは不可能でも、色々な方法で研修医に添おうとしてくださる雰囲気がこの病院にはあると思います。その温かい雰囲気の中で頼もしい仲間とともに研修できたことは大きな喜びでありました。またここで得た経験は必ずや今後の糧になると確信しています。
現在厳しい社会情勢の中にありますが、藤沢湘南台病院のさらなる発展を祈念し結びの言葉とさせていただきます。2年間、本当にありがとうございました。


T・O先生

日本医科大学卒
30年度修了生
患者様の前に出て重症ではない
common disease の方々の対応を
落ち着いてできるようになる。

藤沢の地にきて、早くも2年が経ちました。ちょうど2年前、この地に降り立ったときのあのフレッシュな気持ちは今でも鮮明に脳裏に焼き付いております。思えばこの2年間は本当にあっという間で、まだ数か月しか経っていないような気もします。
大学を卒業したばかりの頃は右も左も分からずに、「先生、患者さんがきました」と言われても、周りを見渡して「周りにドクターはいないのに、誰に話をしているのだろう」と思ってしまうような有様でした。そのような状態でしたので、当然患者様が来られれば舞い上がってしまい、ごく僅かな教科書の知識すらも吹き飛んでおりました。しかし、指導医の先生や当時研修医2年目の先輩方はそんな自分にもとても優しく、自分にも問診や診察の機会を与えて下さり、その上間違いを訂正して下さるような環境であったため、日に日に診察に慣れていくことができました。また、看護師団、検査技師さん理学療法士さん栄養士さん、薬剤師さんMEさん等専門職のスタッフの方々がとても親切で、たくさんのことを教えて下さり、患者様を診る上でとても勉強になりました。1年目は患者様の前に出て重症ではないcommon disease の方々の対応を落ち着いてできるようになる事を目標に研修を行いました。知識面で至らないことは当然ありますが、患者様の前に出て何をしてよいのかわからないような状態からは脱することができました。
2年目は主に循環器科、救急科で研修を行いました。自分は2年目で循環器内科へ進むことを決心したため、そのようなローテートを組むことにしました。循環器内科では患者様の主治医をさせていただき、上級医の助けを頂きながら一緒に重症な患者様の治療にも携わることが出来ました。また、カテーテル検査をさせて頂く機会を与えて下さり、充実した研修が出来ました。救急では横浜医療センターに2か月間行かせて頂き、3次救急の重症患者への初期対応、ICUにおける重症管理に触れることが出来ました。重症患者様を実際に管理している現場に触れ、患者様が重症であればあるほどより細かい部分までこだわって全身管理を行うことが大切であると認識することが出来ました。当院救急科では上級医が増え、2次救急におけるcommon disease の患者様への診察をより細かく、より深く学ぶことが出来ました。最後になりますが、当院で研修ができ、本当に良かったと思ってます。


M・K先生

山形大学卒
30年度修了生
最も良かったと思うことは手技を
たくさん経験させていただけたことです。

藤沢湘南台病院にて2年間研修し、最も良かったと思うことは手技をたくさん経験させていただけたことです。上級医の先生のご指導のもと、手術も含めたくさんの手技を経験することができました。志望科以外でも上級医の先生方が多くの機会を与えてくださり充実した研修生活を送ることができました。
また、救急外来での当直ではcommon disease を中心に、多くの疾患のfirst touch を行い診断や初期診療を学ぶことができました。救急外来でも手技の機会はたくさんあり、形成外科を目指すきっかけとなりました。
藤沢湘南台病院はコメディカルの方もプロ意識で仕事をしており、研修医に対しても指導してくださったので相談もしやすく大変勉強になりました。2年間で学んだことを活かし来年度からもより一層頑張りたいと思います。


S・K先生

山梨大学卒
たすきがけ2年目コース
30年度修了生
ICしたりなどスタッフになってから
必要なことも早めに経験することが
できたのも良かったです。

1年間大学病院で研修した後ということもあり、最初は当直も含めてちゃんとできるかどうか不安なスタートでした。
働いてみると、とても雰囲気がよく上級医の先生、研修医、コメディカル含めアットホームな雰囲気でとてもいい環境で働くことができました。
朝のカンファレンスや、当直で上級医の先生と仕事することも多く、質問したりコンサルトしやすいのも良い点でした。
個人的には進路に悩んでいたところ、他院での心臓外科の研修と、当院で外科の先生方にお世話になり、外科に進むことを決めることができました。
どの診療科でも積極的に手技や手術ができ、自ら勉強する機会にも恵まれました。また、外来を行なったり、ICしたりなどスタッフになってから必要なことも早めに経験することができたのも良かったです。


M・K先生

近畿大学卒
たすきがけ2年目コース
30年度修了生
“見て学ぶ”から“やって学ぶ”に変わり、
自分の思考力を鍛えられる現場だと思いました。

私は横浜市立大学附属市民総合医療センターのたすき掛けプログラムとして、二年目から藤沢湘南台病院で研修をさせていただきました。一年目の大学病院での研修とは全く毛色が違い、“見て学ぶ”から“やって学ぶ”に変わり、自分の思考力を鍛えられる現場だと思いました。私は洞察力に欠けているため自分で実際にやってみないと気づけないことも多く、行動主体の教育方針は私を大きく成長させてくれたと思います。
また、私は整形外科希望だったので整形外科を中心とした科をまわりましたが、普段の当直では科の垣根を越えて診療するため、今後病棟管理をする上で必要な基本的な診察は一通り学べたのではないかと思っています。
去年の3月は、新しい病院・環境に対し期待より緊張の方が勝っていましたが、一年を終え、大学病院で二年間研修をしていたら学べなかったことがたくさんあることを知り、ここの病院で研修ができたことを幸運に思っています。とても濃い一年間でした。本当にありがとうございました。


S・U先生

鳥取大学卒
30年度修了生
本当にここでよかったなーと
今心の底から思っています。

なんとなくマッチングの病院を2つ選び、第1候補の大きな病院に落ちたことで決まった藤沢湘南台病院での研修でしたが、本当にここでよかったなーと今、心の底から思っています。
良い職場とは、毎日楽しく仕事に向かうことができる職場です。医者と看護師の関係が悪くてぎくしゃくしていたり、心許せる同期がいなかったり、これであってるの?と不安に思いながらも誰にも聞けなかったり、オーバーワークで眠れない日が続いたり、逆に暇で学びのない毎日だったり…このような職場は良い職場とはいえないと思うのです。
藤沢湘南台病院はバランスのとれた、とても良い職場で、私は2年間毎日楽しく仕事に向かうことができました。最高の同期、愛のある上級医の先生方、優しい看護師さん、頼もしい薬剤部と栄養科、技師さん、クラークさん…全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。楽しかった!


R・O先生

山口大学卒
30年度修了生
慣れないファーストタッチに
手が震えていたことを懐かしく感じます。

2年間の研修生活を終えて
ここ藤沢湘南台病院で初期研修が始まってから2年、あっという間の2年間でした。1年目の4月から救急科を回らせていただき、慣れないファーストタッチに手が震えていたことを懐かしく感じます。上級医の先生方、親切な看護師さんに支えられて研修を終えることができ感謝しております。
当直業務に鞭打たれながら、日々の研修をこなしていく中で、これからの医師人生の礎を築くことができたように思います。特に整形外科の先生方には丁寧な指導の元、多くの臨床経験を積ませていただきました。飲み会など交流の場も多く持っていただき今後忘れることができません。
これから一整形外科医として専修医となりますが、ここ藤沢湘南台で学んだことを忘れずにこれからを過ごしたいと思います。
先生方、コメディカルの方、事務の方には大変お世話になりました。これからもよろしくお願い致します。ありがとうございました。


Y・F先生

獨協医科大学卒
26年度生
チーム医療を学びたいと考えている方にも、
本当にいい病院だと思います。

 自分が藤沢湘南台病院に入職して早くも一年半が過ぎようとしています。
入職時の自分は、まだ、病院の右も左も分からず、点滴ルートはおろか、採血さえもままならない時でした。
そんな中、自分は、医師になって最初の三か月、救急科からの研修でした。
朝からいつ来るとも分からない、救急車にドキドキしながらの病棟業務。
何度、点滴や処方が間に合わず、看護師さんやスタッフの皆さんに迷惑をかけたか分かりません。それでも、スタッフの皆さんはいつも笑顔で対応してくれました。
また、当院の名物?とも言える朝カンファレンスでのプレゼンテーションでは、毎回、厳しい御指摘を頂きながらも、本当に出来の悪い自分を先生方は導いて下さいました。
また、その後、研修させて頂いた内科、外科、麻酔科でも多くの先生方から御指導頂き、感謝の言葉しかありません。
  そうして、今、二年目の研修を行っております。二年目になっても、相変わらず、出来の悪い研修医の自分ですが、スタッフの先生方は暖かい目で見守りつつ、変わらず、しっかりと御指導して頂いています。
また、当院の研修では、二年目は外病院を含めて、十か月の選択期間があり、自分の進路を考えた選択が出来ることは、本当に幸せなことだと思います。
 一年半を過ごし、藤沢湘南台病院での研修を考えている学生の方に伝えたいこととして、学生時代、勉強よりも他のことに熱中してしまった方、commonな病気を数多く体験したい方、研修医のうちに数多くの手技を経験したいと考えている方にとっては、当院での研修は本当に将来の糧となることは間違いないと思います。
また、コメディカルの方々とここまで仲がいい病院もあまりないと聞いており、チーム医療を学びたいと考えている方にも、本当にいい病院だと思います。
学生時代、正直、成績はあまり良くなかったけど、医師になったら、ちゃんとした?医師になりたい、という欲張りな方(笑) 是非、一度、当院に見学に来てみてはいかがでしょうか?
そして、是非、当院で医師としての第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?


C・I先生

熊本大学卒
26年度修了生
経験の積み重ねが医師としての成長を
促してくれることを実感しました。

この2年間は、私にとって非常に厳しいものでした。 もの覚えも要領も悪く、遅々として仕事が進まず、かといって患者相手であるだけに自分の都合で切り上げることはできず、病院に泊まり込むこともしばしばでした。 いつも疲れ果てており、やっとの思いで一日一日を乗り切る、という状態でした。 医師に要求される能力、体力、責任の大きさを痛感し、想像を絶する大変な仕事であることを思い知りました。

その一方で、やりがいの大きさもまた、想像を越えるものでした。 こんなに未熟な私を信頼し、もったいないほど感謝して下さる、患者やその家族。 それはもう最善の治療をすべく懸命になります。 こういった経験の積み重ねが医師としての成長を促してくれることを実感しました。 研修中は、ある程度責任のある立場で患者を担当させていただき、また、ベッドサイドで長居することを奨励いただき、このような機会を多く与えられました。 これはこの2年間の貴重な財産です。

上級医の先生方には、公私ともに大変お世話になりました。 親身にかつ大らかに支援していただいたお陰で、私にとっては困難なこの道をなんとか歩いてくることができました。 当院で学んだことを基礎に、自己研鑽を続け、少しでも良い医師になることで、ご恩返しをしようと思っています。


T・K先生

東京医科大学卒
26年度修了生
患者さまを診る難しさ、責任の重さ、
他の医療従事者との連携の大切さを学びました。

初期研修2年間を修了するにあたり
学生の時から将来の進路を整形外科か外科に決めていた自分にとって、初期研修の時から主治医となり外来、術前管理、手術の立案、術者、術後管理をやらせていただける当院の整形外科の研修制度は非常に魅力的でした。 実際に研修してみると、主治医となることは想像以上の忙しさと責任の重さにまいってしまいそうになりましたが、上級医の先生方の丁寧な指導、細やかな配慮があったため非常に充実した研修を行えた気がします。

整形外科の研修について述べましたが、当院での研修は基本、初期研修医が自主的に考え、動くことが求められていました。 医師になった当初は右も左も分からず戸惑いますが、上級医だけでなく、看護師、薬剤師、検査技師、理学療法士等々病院全体が支えてくれるためすぐに心配はなくなり安心して研修を行うことができました。

医師になって最初の2年間を一人の医師として、患者さまを診る難しさ、責任の重さ、また他の医療従事者との連携の大切さを学ぶことができる当院で研修を行えて本当に良かったと思います。


T・S先生

福島県立医科大学卒
整形外科後期研修医
26年度修了生
医師である自分の基礎を
築きあげることができたと思います。

あっと言う間の2年間でした。 はじめはとても緊張して、救急外来ではなにもわからずあたふたするばかりでしたが、指導医の先生方を始め、スタッフの皆さまがとても優しく接してくださり何度も何度も助けられました。 初期研修のなかまにもめぐまれ辛い時も、飲み会をしたり遊んだりして楽しい研修生活を送ることができました。

どの科の先生も優しく丁寧に指導してくださり大変勉強になりましたが、特に救急科での研修が自分にとってとても貴重なものとなりました。 救急科ではもちろん指導医の先生のバックアップもありましたが、救急外来での入院適応の判断から入院後の受け持ち患者の治療方針まで任されることが多く、責任のある仕事を任される嬉しさの反面、プレッシャーも大きなものでした。 未熟な自分にはわからないことばかりで、どうしてよいか分からなかったりと、辛い思いもしました。 ただ、そのような環境の中で、自分自身で試行錯誤し成功と失敗を繰り返すことで医師として確実に成長できたと思います。 他科の先生が気軽に相談に乗ってくださったり、何より未熟な私に責任のある仕事を任せてくださった指導医の先生に大変感謝しています。

当院で研修することで基礎的な知識と技術を身につけるだけでなく、医師である自分の基礎を築きあげることができたと思います。 当院で研修することができて本当に良かったと思います。


K・S先生

産業医科大学卒
整形外科後期研修医
26年度修了生
多くの方に支えてもらって
ここまでこれました。

二年間の初期研修を終えて感じることは多くの方に支えてもらってここまでこれたということです。 入職はじめは医療行為はもちろん、カルテの書き方、道具の使い方もわからず多くの方に迷惑をかけていましたが、上級医をはじめすべてのコメディカルの方が優しく丁寧に教えてくださいました。 そして多くの方に支えられながらも一人の医療従事者としてやりがいや責任感も学ばさせていただきました。 自分の一つ一つの行為が患者さまの人生に関わってくるということは素晴らしいことである反面、非常に恐ろしい面もあると思いました。 自分にすべてを任せてくれた患者さまのためにもこれからより一層努力をしていきたいと思います。

これからは研修医という立場ではなく、藤沢湘南台病院の整形外科医として病院のため、なにより患者さまのために2年間の研修で得たことを生かしていきたいと思います。

2年間藤沢湘南台病院で研修ができて本当によかったです。本当にありがとうございました。


K・S先生

聖マリアンナ医科大学卒
たすきがけ2年目コース
26年度修了生
研修の経験を糧にして、
今後の自分に活かしていきたいです。

地域研修では、地域の方々にとって一番身近な存在である、開業医の先生方のもとで勉強させていただきました。

呉先生のクリニックでは、長年通っている患者さまだからこそ厚い信頼関係が築かれていると感じました。 日常の何気ない話もしながら的確に診療を進めておられる姿が印象的でした。 また診療の後で、先生ご自身の経験や今後の医療についての考えなどをお話ししてくださったことも、自分にとってはとても貴重でした。

高畑耳鼻咽喉科では、エネルギッシュな高畑先生のもとに、遠方からもたくさんの患者さまがいらっしゃっていました。 患者さまへの懇切丁寧な説明と、妥協なく診療を行う姿に大変感銘を受け、今後の自分もこのようなプロフェッショナルになれたらと思いました。 一般的に頻度の高い、中耳炎などの鼓膜所見も積極的に診せていただき、勉強になりました。

野村クリニックは、老若男女ありとあらゆる患者さまがいらっしゃっていました。 とくに私は研修で小児科を選択していなかったので、小さな子どもの日常診察を見学できたことは大変有意義でした。 先生はとても優しく、患者さまからも信頼されており、地域に先生がおられることが皆の安心につながっていると感じました。

林クリニックでは、感冒などの一般内科的な診察をしながら、内視鏡検査も行い、ある時は痔瘻の患者さまを診たり、フォローの腹部エコーを当てたり…と、診療内容は多岐にわたっていました。 土地柄もあってか、会社員の方が仕事の合間を縫って診察を受けに来ることも多く、昼間がとくに混雑するのですが、先生は集中力を一層高めて診察に向かっておられました。

どの先生方のところでも、普段の研修では経験することのできない勉強をさせていただきました。 先生方には改めて御礼を申し上げたい気持ちでおります。 今回の研修の経験を糧にして、今後の自分に生かしていけたらと思います。


M・A先生

琉球大学卒
たすきがけ2年目コース
26年度修了生
患者さまの生活の一部を体験できたことは、
大変貴重な経験でした

精神科に入局するとのことで、大変充実した研修をさせていただくことができました。

外来の予診では、来院する患者さまの主訴に合わせた問診や身体診察を行い、上の先生の本診察に陪席させていただくことができました。 処方や薬の詳細についての質問にも快く答えていただき、大変勉強になりました。 患者さまやご家族の生活や人生に長くよりそって診療する科であるため、一ヶ月の研修期間ではありましたがデイケアやOTへの参加を通して患者さまの生活の一部を体験することができて大変貴重な経験をさせていただくことができました。


R・T先生

北里大学卒
25年度修了生
手術執刀までを含め、数多くの
チャンスをいただきました。

初期臨床研修生活がもうすぐ終わりを迎えますが、2年前の研修初日のことが昨日のことのように思い出されます。 それは藤沢湘南台病院での2年間の研修生活が充実し、あっという間に過ぎ去ったからに他なりません。 研修生活に何を求めるのか、それはひとそれぞれだと思います。 common diseaseを数多く診たい、手技を数多くこなしたい、各科の先端医療をみておきたい、志望科が有名である等、研修病院を選ぶにあたっては様々な理由があり、どれも研修医にとっては重要な項目だと思います。

私が実際に研修医として重要だと感じたのは、救急外来や一般外来で主訴から問診や診察を行い、検査を確定して診断に至り、治療を行うという過程を一貫して経験するということです。 当院にはその様なチャンスが数多くあり、自分自身で病態を考え、方針を決定していく難しさを学ぶことができました。
特に志望科である整形外科研修中は手術執刀までを含め、数多くのチャンスをいただきました。 もちろん、自分自身だけでは判断に迷う場合も多々ありましたが、丁寧に指導してくださる上級医の先生方のおかげで日々学ぶことが非常に多かったです。 気の合う同期にも恵まれ、温かい雰囲気の中で研修生活を送れたことに、とても満足しています。


H・Y先生

浜松医科大学卒
25年度修了生
何より
仕事が楽しかったです。

藤沢湘南台病院の研修は救急科から始まりました。 まだ何もわかんないときに救急車がやってきて、患者さまが降りてきてスタッフの先生の後ろでうろうろしていたのを覚えています。 でも2年間の研修の中で患者さまの話をきいて所見をとって、検査をくみたてて評価する。 それから治療方針をたてるというスタンスが研修医になりたての頃よりは少しできるようになったと思います。

藤沢湘南台病院では当直に会った患者さまや入院中の患者さまに対して自分で色々考えて、考えたことを実践させてもらえます。 でも、それはスタッフの先生達が見守っていてくれて危なくなったらフォローしてくれる体制が整っているからからだと思います。 また、いい意味で規模が小さいため看護師さんをはじめコメディカルの方々とも仲良くしていただいてとても働きやすかったです。 何より仕事が楽しかったです。 このような恵まれた環境で2年間研修を行うことができて本当に感謝しています。


M・K先生

鹿児島大学卒
25年度修了生
安心感に包まれた
研修生活だったように思います。

2年間の研修を終えるにあたり
期待に胸を膨らませて始まった初期研修も、気が付けばもう残すところ一か月を切ってしまいました。 私にとっては医師として初めの一歩を踏み出すと同時に、初めての一人暮らし、初めての憧れの関東での生活の始まりでもあり、いろんな意味での新生活でした。 一生の財産となるであろう素晴らしい同期と初めて顔を合わせ、初めは少しぎこちなくもあったけれどすぐに打ち解け、羽目を外しすぎて大反省した就任2日目の朝のことが昨日のことのように思い出されます。 あれからもう2年経つのかと思うと、あっという間だったように感じるけれど、一つ一つ思い返してみると本当にいろんなことがあった2年間で、おそらく人生で一番密度の濃かった2年間だっただろうと思います。 毎日が新しい経験であると同時に研修医であるために一定期間が経つとまた別の科に移動する、という、環境の変化に絶えない2年間でした。 けれどその度にどんどんと繋がりが広がっていって、表現は不適切かもしれませんが、病院全体が大きな家族みたいで、一人ひとり家族が増えていくような、そんな安心感に包まれた研修生活だったように思います。

私はもともと勉強熱心でもない上に、要領も悪く、性格もマメではなく、一言で言うと仕事のできない研修医だったと思います。 やる気と熱意はあったけれど、流されやすかったし、今思い返しても反省点ばかりで、あの時もっとこうしておけばああしておけばと思うことは次々と出てきますが、そんなことを今から悔やむよりも今の私にとってもっと大切なことは、この2年間で、一生の財産となるような出会いに恵まれ、自分自身ちょっと変わることができたことです。

「劇的な変化」というものに空想のようなものを抱いていましたが、そんなものはまずない、ということに気づきました。 少なくとも私には劇的に一瞬で自分を変えるような強い意志はないと思いましたが、でも、日々の心がけやちょっとしたことの積み重ねがいかに大切かということを知りました。 「千里の道も一歩から」ということわざがありますが、その重要さを知った気がします。 千里の遠さに怖気づいて踏み出すことを躊躇するのではなく、一歩踏み出せば必ず千里に近づく、ということを、二年間の研修を通して先生方から教わりました。 何度も怖気づきましたが、その度にまた這い上がってこられたのも、この病院で、温かい指導者の先生方に守られてきたからです。 こんな先生になりたい、と思える理想の医師像と思える先生にもたくさん出会うことができました。 先生たちに、いつか「お前も立派に成長したな」と言ってもらいたいという気持ちが、明日からの私のエネルギー源となっています。 いつかまた一緒に働ける日が来て、そう言ってもらえるように、来年度からまた新しい場所で頑張っていこうと思います。 2年間、本当にありがとうございました。


T・O先生

横浜市立大学卒
整形外科期研修医
25年度修了生
技術を磨くには最高の環境であると
実感しました。

学生の頃から整形外科を希望しており、当院の整形外科で研修を行うために当院の初期研修をさせていただきました。研修では手術や外来を実際に行わせていただき、大いに勉強になりました。学生の若いうちから臨床経験を多く積み、腕を磨くという点で素晴らしい環境であると考えました。
研修病院を選ぶに当たって、研修医のうちから手技を多くやらせていただくことができ、かつスポーツ症例が多く集まる病院を希望していました。病院見学させていただき、若手の先生方が手術をしているところを見て、技術を磨くには最高の環境であると実感しました。また若手に熱心に指導される大山先生の姿勢に感銘を受け、ぜひ自分もここで指導を受けたいと思いました。

当初はスポーツ整形のことばかりを考えていたのですが、実際に研修を行う中で、一般的で頻度の高い疾患・外傷の診療がなにより重要であると痛感しました。一般整形の診療が十分にできずして、スポーツ整形などとても手がだせないと分かりました。
また、外来・手術を行っていく中で、「おかでさまでよくなりました」と笑顔で話してくださる患者さまをみてやはり自分は整形外科が好きなのだと再確認しました。
豊富な症例と素晴らしい指導者がいるこの恵まれた環境で、整形外科医としてトレーニングを続けたいと思います。


Y・S先生

鳥取大学卒
たすきがけ2年目コース
25年度修了生
我々の研修を充実させるべく色々と
配慮いただき、大変感謝しております。

藤沢湘南台病院での一年間の研修を終えるにあたり昨年春の藤沢湘南台病院での研修初日、ロビーで集合時間を待っていた時のことを未だ鮮明に覚えています。それから早くも1年が経とうとしています。
初期研修一年目を大学病院で行い、二年目をこの藤沢湘南台病院で研修させていただいたわけですが、非常に充実した研修をさせていただいたように思います。
研修医に与えられた裁量と言う点では、大学病院に比べるとかなり寛容であった様に思います。それは、主体的に考えて行動する必要があり(むろん責任も伴うわけですが)、身につく手技や知識は、座学で得られる知識とは比べものになりません。

指導医の先生にしてみれば、研修医に判断や手技を任せるのは容易なことではないと思いますが、我々の研修を充実させるべく色々と配慮いただき、大変感謝しております。 当直、祭日の日直では、数多くの患者さまに触れる機会となり、common diseaseの勉強になりました。 一人で診察、検査、診断をつけていく経験も、大学病院のみの研修ではなかなか機会に恵まれないこともあり、この病院での研修にして良かったと、改めて思う次第です。 朝のカンファランスでは厳しいご指導もありましたが、お陰で身についたことも多いですし、同期後輩の研修医の簡潔見事なプレゼンは大変勉強になりました。

院長先生、ご指導してくださった先生、全ての病院スタッフの方々、勿論研修医のみんな等々、、、沢山の方々に支えられ、ようやく研修修了にたどり着くことが出来ました。 皆さまの御指導御鞭撻あってこその研修修了であり、大変感謝しております。ありがとう御座いました。 これからも研鑽を積み、患者さまに信頼いただける内科医を目指してまいります。


T・A先生

長崎大学卒
たすきがけ2年目コース
25年度修了生
日々支えられながら、
何とか研修を終えることができました。

1年間の研修を終えて
藤沢湘南台病院では、医師としての医学的知識・手技はもちろんのこと、カルテの書き方や患者さまへの接し方などの基本的なことも一から教わりました。 診察の際には、バイタルサイン、症状、理学的所見から疑うべき、あるいは除外すべき疾患を考え精度の高い診断に至るまでに必要な検査を組み立て、施行し、それらの所見から考えられる臨床診断と今後の治療方針を患者さまに説明するという一連の流れをどのように行っていくかという実践的なことも多々学びました。

もちろん、一筋縄ではいかないこともあり、医師としてやっていけるか不安なこともありましたが、周りの先生方や医療スタッフに日々支えられながら、何とか研修を終えることができました。 研修を終えてからも医師人生は続いていく訳ですが、今後大きな壁に遭遇した場合には、藤沢湘南台病院で学んだ原点に立ち返り、数々の困難を乗り越えていこうと思います。今までたくさんのご教示ありがとうございました。