整形外科

整形外科では「医師としての責任と自覚」を主眼において、研修医の育成を行っています。従って、指導医のもとで早期から手術を経験して治す喜びと治さなければならない責任を身につけてもらいます。
研修医は、月・火・木・金曜日が手術室で1日手術に携わりながら、その合間で病棟の管理などをこなしていきます。年間の整形外科の手術件数は、平成20年度は1,029件で、6ヶ月間に約300件程度の手術に立ち会います。一般整形として、脊椎外科・人工関節といった予定手術と地域の基幹病院としての外傷手術が63%、スポーツ整形の手術が37%です。
また、研修医が6ヶ月間で執刀した手術件数（1人あたり）は、

平成18年度

59件

平成19年度

56件

平成20年度

57件

となっています。

スポーツ整形外科

スポーツ整形外科の手術は、70%が関節鏡による手術です。膝・肩・足関節の外傷や障害に対する手術が多く占めます。病院外での活動も多く、サッカーJ-リーグ、日本代表ラグビー、オリンピック、相撲など数多くのチームドクターを経験しています。現在の活動で代表的なものは、日本オリンピック委員会、ラグビー（top league、大学トップチーム）、日本体操協会などがあります。病院に併設されたフィットネスクラブで、地域スポーツの啓蒙活動やトップアスリートの強化も行っています、けがをした選手が、病院で手術・リハビリを行って、現場へ戻すためのアスレティック・リハまで、一貫して行えるのが特徴です。
スポーツ医学の分野は、スポーツ現場で行うものと病院の治療として行うものといった2面性があります。当病院は、いずれも兼ね備えた病院です。しかも、他施設にはないフィットネスクラブを併設しており、スポーツ分野での多方面にわたる研究と実証ができるようになっています。

週間スケジュール

手術日は、全日手術日が月・火・木・金曜日で、水・土曜日が半日です。月・木がスポーツ整形の手術日でその他は整形外科の手術日です。外来は毎日午前中に新患外来、午後が予約外来で水・木曜日に各種検査を行っています。火曜日にリハビリ・術前・術後カンファランスを行い、金曜日にカンファランス・抄読会を行っています。

※見学実習は申込みフォームからお願いします。
※先輩研修医の声が聞けます。コチラをクリックしてください。