救急科

 
  救急医療

  • 概要・特色

  • 外来診療予定・医師のご案内

概要・診療科紹介

1.概要

救急科は、市民の皆さまの突然の傷病発生に対する最後の砦として、傷病を問わずに診療を行うことを目的としています。

当院は以前より藤沢市北部の急性期医療に取り組んでおりましたが、平成24年度の病院増築・改修に伴い救急外来部門を拡充し、 救急搬送や近隣医療施設からのご紹介の受け入れをより積極的に行っております。

2.診療体制

現時点では救急科専任スタッフは4名のため、下記の応援医師と共に、研修医を含めて診療にあたっています。

平日日中、土曜午前
  • 当科が横浜市立大学救急医学教室の教育・研修・研究連携施設であることから、同教室からの医師
平日夜間、土曜午後、日曜休日
  • 救急科を含む院内各科の医師
  • 一部横浜市立大学救急医学教室の連携施設からの医師

診療方針

救急車で来院される方、院内各科の対象となりにくい病状や、院内各科の医師が手術・検査などで対応困難の時に、 救急専門医を中心として、初期の診療を担当しています。

治療については、病状に応じて院内各科との連携協力をしながら行い、当院に常勤医のいない科の専門領域や、 当院の設備などから対応の困難な重症事例については、近隣高次医療施設へ安全に転送できるよう初期対応を行います。

救急受診される方の中には、ご家族などの付き添いで来院された重症の方や、救急車で来院されても病状自体あまり重症でない方、 など色々な方がいらっしゃるので、トレーニングを受けた看護師を中心に、あらかじめトリアージ(病状の緊急性の判断)を なるべく行う様にしています。そのため、診察順序が来院順序と前後することもあります。

救急科医師が初期の診療によって診断・治療の方向性を見極めた後は、院内各科との連携によって最善の治療を目指しています。
また、退院時のゴールを見越して、ご家族、病院ソーシャルワーカー、地域のケアマネージャーさまなどと共に、 転院や福祉サービスの利用なども含めて、入院後早期からご相談を行っていきます。

特色

当院は医師臨床研修指定病院であり、横浜市大附属2病院からの研修医を含め、常時2~3名が救急科で研修を行っています。 医の原点としての救急医療を通じて、論理的な診療の組み立て、チーム医療における情報共有の手段としての症例プレゼンテーション能力を 中心に教育にも力を入れています。

また、病院前医療に携わる救急隊の皆さまとも、医師・看護師からは医療に関する教育、救急隊の皆さまからは地域の現状などの 情報提供を頂く、などお互いに高め合えるよう努力しており、今後更に強化して行きたいと考えています。

症例実績

2022年 主な症例件数
傷病種別
外傷 交通事故 318
一般負傷 2,976
急病 4,251
自損行為 10
その他 92
症例数合計 : 7,647

救急車受入:3,101台 (2020年度)
      3,057台 (2021年度)
      3,514台 (2022年度)

外来診療予定

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