整形外科

  • 概要・特色

  • 外来診療予定・医師のご案内

整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。

身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の 機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。

当科ではスポーツ傷害や交通外傷などに代表される打撲、捻挫、骨折などの外傷学は勿論のこと、変形性変化を伴う加齢疾患、骨粗鬆症など幅広い患者層を扱います。

身体を支える運動器の基本的な機能が障害されると、人は健康的で自立した生活を送ることが困難になってきます。 患者さまに、より質の高い社会生活を送って頂けるよう診療を行っておりますので、気になる症状がありましたら、まずは当科にご相談ください。

概要・診療科紹介

診療体制

整形外科医計11名体制で、院内でリハビリテーション科とも連携を取り診療に当たっています。

手術はカンファレンスを行い、全員で討論し手術方法を決定しています。

骨折を始め、脊椎手術、人工関節置換術など年間1000件以上の症例の治療を行っています。

診療方針

診療疾患

脊椎外科

頚椎の場合は頚部痛、上肢に痛みしびれが出現し、腰椎の場合は腰痛、お尻や足に痛みしびれが出現します。X線検査やMRIで精査し治療を行います。

疾患としては頚椎・腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離・辷り症などに対し、投薬や理学療法や各種ブロック注射を行っています。

症状に応じて、手術治療(ヘルニア摘出術、後方固定術、椎弓切除術等)も行っています。

圧迫骨折に対して経皮的椎体形成術も行っています。

股関節

股関節に痛みを生じさせる股関節疾患の代表的なものに変形性股関節症があります。

進行すると、著しい痛みのためにほとんど歩けない、日常生活が満足に行えないといった状態になることがあります。 しかし、このような状態になっても人工股関節全置換術を受ければ、再び痛みなく歩き回れる状態に戻ることが可能です。 大変満足度の高い手術ではありますが、急いで手術を受けなくても運動療法をしているうちに股関節の痛みが軽くなることもあります。 当科では、変形性股関節症に対してはまず運動療法をしながら経過をみることから始めます。 そして、症状の変化やX線検査の結果を参考に現在と将来を見据えた上でどのように対処していくのが良いか、 患者さまと話し合いながら治療方針を決めています。

膝関節

膝関節に痛みを生じさせる膝関節疾患の代表的なものに変形性膝関節症があります。

立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、正座や階段の昇降が困難となります。

加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、使い過ぎによりすり減り、関節が変形します。

症状やX線検査の結果を基に痛み止めの内服薬や外用薬を処方したり、膝関節内にヒアルロン酸の注射などをします。 また大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などの理学療法を行ったり、膝を温めたりする物理療法を行います。 足底板や膝装具を作成することもあります。

このような治療でも治らない場合や症状の強い場合は手術治療も検討します。 高位脛骨骨切り術、人工膝関節置換術などを検討していきます。

外傷(骨折、捻挫など)、スポーツ障害

X線検査、MRI検査等で診断の上、整復、牽引、ギプス、装具などの保存的治療を基本的に行います。 しかし早期リハビリが可能となり社会復帰に有利と思われる場合や、関節内骨折で解剖学的整復固定が必要と思われる場合には手術治療を行います。

その後必要に応じて理学療法を行っていきます。

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。

転ぶなどのちょっとした外傷で骨折しやすくなります。骨折が生じやすい部位は、背骨(脊椎の圧迫骨折)、 手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨近位部骨折)などです。

当院では骨密度を測定し、必要に応じて数あるお薬の中からご本人に合ったものを処方致します。

手術実績

2016年度 主な手術件数
鏡視下半月 134 移植術 25
前十字靭帯 203 骨折接合 329
関節制動 25 人工関節置換 32
大腿骨頸部 観血的整復固定 71 28
人工骨頭挿入 62 遊離体 37
脊椎 椎間板摘出術 61 筋縫合 37
脊椎固定術 53 その他 338
椎弓形成術 16    
手術合計 : 1,451

外来診療予定

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