総院長挨拶
2025年4月1日より総院長を拝命いたしました熊切です。よろしくお願い致します。
藤沢湘南台病院は、1932年鈴木病院として鈴木文蔵氏により設立されて以来創立90年を超えました。無医村対策として創設され、1938年には伝染病の猛威を防ぐための隔離病棟を増設、戦中戦後の社会問題となった結核に対しては結核隔離病棟を併設するなど、常に地域社会の要望を重視し時代の要求に応えてきました。1951年7月、財団法人同友会神奈川高座病院(43床)として新発足してからは近隣市町村の中心的病院として医療の充実に努めてきました。 1971年より病院施設近代化を推進し、1974年11月には2号館(176床)が完成しました。1994年4月に病院名を藤沢湘南台病院に改称し、同時に老人保健施設「藤沢ケアセンター」「在宅介護支援センター」を設置しました。続いて1996年に「藤沢訪問看護ステーション」、1999年に「居宅介護支援センター」を開設しました。2000年7月には新たな建物である1号館240床が完成し、2号館の療養病棟と合わせて280床となりました。 また健康増進施設「ライフメディカルフィットネス」も開設。2004年10月には2号館に回復期リハビリテーション病棟(33床) を開設。2012年4月には救急外来を拡充、緩和ケア病棟(19床)を開設し、現在、急性期一般病棟240床、HCU8床、回復期リハビリテーション病棟33床、療養病棟30床、緩和ケア病棟19床の合計330床を有しております。 2023年からは「紹介受診重点医療機関」として指定され、専門的な検査や治療を通して医療資源を重点的に活用する外来を行い、より一層地域医療への貢献を目指してゆくこととなりました。2025年2月からは築50年の老朽化した2号館を解体して新たな建物を建設する工事に入りました。
当法人は藤沢市の北部に位置し、藤沢市はもちろんのこと、横浜市、大和市、綾瀬市、そして茅ヶ崎市の一部も包括する地域の医療・保健・福祉を担っております。その中で今後も時代に合わせて地域のニーズを確実に拾い上げ、地域の皆様に最大限貢献するために形を変えて前に進めていこうと思っています。
総院長
