1. 安全管理に関する基本的な考え方

医療事故の発生を未然に防ぎ、患者様が安心して安全な医療を受けられるような環境の整備を目指します。

2.医療安全管理対策の組織

医療安全管理委員会を、毎月１回定期的に開催して、医療安全管理の重要事項を審議決定します。 また必要時には臨時に開催します。

医療安全管理委員会の決定事項は、医療安全管理室や医療安全対策チームにおいて実施・推進されます。

医薬品及び医療機器の安全使用のため、医薬品安全管理責任者ならびに医療機器安全管理責任者を配置 して、医薬品業務手順書の明確化及び医療機器保守点検に当っています。

万一、事故が発生した場合は院長の指示のもと、医療安全管理室及び医療事故対策委員会により事実関係 の調査等を行い医療安全管理委員会に報告します。

3.職員の研修

医療の安全管理に関する意識の高揚及び医療の質の向上を図るため、全職員に対して医療安全に関する 研修を年２回以上行なうほか、必要に応じてテーマ別研修を実施しています。

4.医療安全確保、改善のための方策

各医療現場でのヒヤリ・ハットとした経験や事故の全情報を、医療安全管理室に収集し、原因の分析や改善 策について検討を行い、その結果を全職員に情報提供することにより、事故発生の再発防止を図ります。

5.医療事故発生時の対応

医療事故発生時には、医療上の最善の処置を行なうことはもとより、病院長は、必要に応じて医療安全管理 室及び医療事故対策委員会に事実関係を指示し、その報告を踏まえて、患者様及びご家族への説明等に誠意 を持って対応します。公表にあたっては、患者様のプライバシー保護に十分配慮した対応を致します。

6.職員と患者様との間の情報共有

この指針は、患者様に医療の安全管理への理解と協力を得るため、院内掲示や病院のホームページに掲載 等を行い、積極的な閲覧推進に努めます。

7.患者様からの医療安全に関する相談への対応

患者様からの医療安全に関する相談については医療安全管理者（医療安全管理室専従者）を含む複数人で 適切に対応します。また、相談により患者様やご家族等が不利益を受けないよう努めます。

患者相談窓口：1号館1階（正面入り口入って左手）

8.医療安全の推進

医療安全推進のため、随時医療安全管理マニュアルを整備して、全職員への周知徹底を図ります。また、 このマニュアルの見直しを随時行ないます。